愛知県立大学

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スペイン語・ポルトガル語圏専攻Division of Iberian and Latin American Studies ※2023年度より従来のスペイン語圏専攻を改編

実践的なスペイン語力・ポルトガル語力をみにつけ、スペイン語圏とポルトガル語圏に関する専門知識を修得する

スペイン語圏コースとポルトガル語圏コースがあり、各専攻言語はコース別に学びますが、多くの科目は両コース一緒に学びます。スペイン語とポルトガル語は言語的に近似性があり、歴史文化的にも共通点が多いので相互に理解しやすいでしょう。世界のスペイン語圏人口は約5億人、ポルトガル語圏人口は約2.5億人。さらに米国内にはヒスパニック(中南米系移民とその子孫)が6200万人以上います。ブラジル(人口約2億2千万人)には世界最大の日系人社会が存在し、日本国内では約28万人のスペイン語圏・ポルトガル語圏出身者が生活しています(うちブラジル人が約21万人)。愛知県はこれらの国の出身者が全国で最も多く、言語面での支援の必要性など両言語の重要性は国際社会だけでなく地域社会でも高まっています。

4年間の学びの流れとしては、1年生は「基礎を学ぶ」、2年生は「理解を深める」、3年生は「専門性を高める」、4年生は「総まとめ(成果を完成させる)」ということになります。それぞれの学年の到達目標に応じて語学と専門科目のレベルが上がっていきます。3年生になると各自の関心に応じてゼミを選択し、卒業までに指定された専門科目を履修することになります。この間に1年間、海外協定大学(スペイン語圏、ポルトガル語圏など)に留学し、語学科目と専門科目を履修してくる学生も多いです。

将来について

スペイン・メキシコでの短期研修/協定大学留学/海外インターンシップ

毎年2月から3月にかけてメキシコの協定大学ラスアメリカス大学で4週間、また8月から9月にかけてスペインの協定大学サンティアゴ・デ・コンポステラ大学で3週間のスペイン語短期集中講座を実施しています(参加は自由)。また、本学はスペインや中南米の大学との交流が盛んであり、毎年多くの学生が半年~1年間の交換留学を経験しています。さらに、メキシコに進出する日系企業との間で覚書を締結し、現地で2か月~1年間のインターンシップ(企業通訳研修)を経験する学生もいます。
これらの経験を積んだ学生の中には、日本企業の外国人研修などで通訳のアルバイトを依頼されるケースもあります。卒業後の就職先は、自動車関連産業などグローバル展開する企業をはじめ、日本国内で生活する外国人住民の増加に伴い、地方自治体(市役所など)や警察等においても外国語ができる人材が求められており、地方公務員として活躍している人もいます。

学科の特色をもっとみる

先輩インタビュー

2023年度にスタートしたポルトガル語圏コースは、初年度13名の「少数精鋭」コースです。新設コースということもあり、みんな学習やコミュニケーションに対する意欲がとても高いです。他の学科・専攻に比べても圧倒的な少人数なので、講義の際に分からない部分や疑問をすぐに質問でき、その場で解決することが出来る環境があります。発言をする機会も格段に多く、自発的にもっとポルトガル語を学びたい、話せるようになりたいと思うようになりました。講義の一環として、ブラジル人作家による講演会やブラジルの伝統料理を食べるパーティーなども開かれ、入学した直後から様々な体験をすることができ、身近に異国を感じることができます。

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