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2017年9月の5冊


 今月のテーマ:沖縄


沖縄
 
      9月、まだまだ夏です。夏と言えば海、海と言えば沖縄、ということで、今月は沖縄の5冊です。沖縄の海に魅せられ、幾度か訪れるうちに垣間見えたディープな沖縄。そんな一面を紹介している本を集めました。観光や戦争だけではなく、沖縄の人々の日常生活について書かれているものです。それが『ウチナーンチュ』独特のものなのか、『ナイチャー』にも当てはまるのか、考えながら読んでみてはいかがでしょうか?

(P.N.石敢當)


『新聞投稿に見る百年前の沖縄』 [請求記号:219.9/U52]

上里隆史編著.原書房,2016.3

あの『人類館事件』のほんの10年後の沖縄。新聞紙上なのに、SNSのように読者同士が交流したり、誹謗中傷や愛の告白。いつの時代も人って結局同じなのかも。

『ナツコ : 沖縄密貿易の女王』  [請求記号:289.1/Ki44]

奥野修司著. 文藝春秋, 2007 (文春文庫:[お-28-2]).

沖縄は血縁社会で、一族間の連帯意識が非常に強いそうです。共に働くことも多く、一族の人間を守り合うからこそ、巨大密貿易組織が存在し得たのかもしれません。

『沖縄 : 若夏の記憶』 [請求記号:302.199/O33]

大石芳野著.岩波書店, 2016.7 (岩波現代文庫:社会:301).

「若夏」とは梅雨の晴れ間のこと。美しい自然とともに、やはり戦争の傷跡も避けて通れず。トンボの羽のように透明な「あけずば織」、ぜひ触れてみたいものです。

『沖縄軍人妻の研究』 [請求記号:367.4/Mi79]

宮西香穂里著. 京都大学学術出版会, 2012 (プリミエ・コレクション:22).

安定した就職先として「基地」で働くことは憧れだけど、軍人との結婚はいろいろ複雑…。「沖縄女性と米軍人との結婚」について研究された書籍は少ないようです。

『裸足で逃げる : 沖縄の夜の街の少女たち』 [請求記号:367.68/U41]

上間陽子著.太田出版, 2017.2

どうして沖縄は離婚率が高いのか?なぜ夜の街で働く女性の多くがシングルマザーで、パートナーはDV男ばかりなのか?内地の状況との違いは見当たるでしょうか。