２０１８年８月の５冊

 今月のテーマ：世界一

オリンピックにギネス記録、世の中には数多くの「世界一」がありますが、昔から「一番」という言葉には人をひきつける、なにか魅力的な響きがあるようです。今月は本棚の中で見つけた「世界でいちばん」という本を何冊か集めてみました。とてもきれいな世界一、興味深い世界一、深く考えさせられる世界一。様々な世界一を楽しんでください。 （P.N.ホタル）

『世界でいちばん面白い英米文学講義 : 巨匠たちの知られざる人生』　[請求記号： 930.2//1801]

エリオット・エンゲル著/藤岡啓介訳. 草思社, 2006.

ロレンスやポーなど、有名な英米文学者たちから生まれた名作にまつわる、数々のエピソードを紹介した英文学案内です。

『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』　[請求記号：289.3/Mu22]

佐藤美由紀著. 双葉社, 2015

国連会議で一躍時の人となったウルグアイのムヒカ（元）大統領の語録です。一言一言が深く胸に刺さります。

『世界でもっとも美しい10の物理方程式』　[請求記号：420.2/C92]

ロバート・P・クリース著/吉田三知世訳. 日経BP社/日経BP出版センター (発売), 2010.

一定の規律に従って表された数々の規則的で美しい法則のうち、物理方程式を中心に法則の美しさを味わえる1冊です。

『元素図鑑 : 世界で一番美しい』　[請求記号：431.11/G79]

セオドア・グレイ著/武井摩利訳. 創元社, 2010.

迫力ある写真がメインのとても美しい元素図鑑です。独特な解説もおもしろく、元素に対して著者の強いこだわりが感じられる内容です。

『世界で一番美しい名画の解剖図鑑』　[請求記号：720.79/H91]

カレン・ホサック・ジャネス, イアン・シルヴァーズ, イアン・ザクチェフ編著/和田京子日本語版編集/菊田樹子, 保田潤子翻訳. エクスナレッジ, 2013.

有名な名画と共に、名画完成までの経緯や作成時のテクニックなどを含めて紹介しています。これを読めば、一歩踏み込んだ名画鑑賞が可能かもしれません。