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2020年11月の5冊


 今月のテーマ:もう一度、絵本


もう一度、絵本
      絵本の魅力に気づくのは、子どもの頃よりむしろ大人になってからではないでしょうか。そこで11月の「新・今月の5冊」は長久手キャンパス図書館で所蔵している絵本の中から選んでみました。子どもの頃に読んだまたは誰かに読んでもらった(かもしれない)絵本、大人が読んでも楽しめる、琴線に触れる絵本…読書の秋、日々の忙しさを忘れて絵本の世界にじっくり浸ってみてはいかがですか。

(P.N.犬)




『くだもの』 [請求記号:726.6/H69]

平山和子さく. 福音館書店, 1981.

すいか、もも、ぶどう…ページをめくるとそこにはみずみずしくて美味しそうなくだものたち。イラストだと分かっていても思わず手が伸びてしまいそうです。

『わたしのワンピース』 [請求記号:726.6/N84]

にしまきかやこえとぶん. こぐま社, 1969.

うさぎさんが作ったまっ白のワンピース。お散歩に出かけると、あれっ?模様がどんどん変わっていく。そんな夢のようなワンピース、本当にあったらいいのになぁ。

『ラチとらいおん』 [請求記号:726.6/Ma51]

マレーク・ベロニカぶん・え/とくながやすもとやく. 福音館書店, 1965.

ハンガリーから半世紀以上前に日本にやって来た小さな赤いライオンは、多くの子どもたちに勇気と強さを与えてきました。今も色褪せないお守りのような絵本です。

『みえるとかみえないとか』 [請求記号:726.6/Y92]

ヨシタケシンスケさく/伊藤亜紗そうだん. アリス館, 2018.

多様性は大事、でも実践となると難しいなと思っているあなたへの一冊。ヨシタケシンスケさんのゆるーくてユーモアあふれる絵と文に何かヒントを得られるかも。

『ルリユールおじさん』 [請求記号:726.6/I69]

いせひでこ作. 講談社, 2011.

一冊の壊れた本から始まった少女と職人の交流。丁寧な手仕事を通じて一冊の本が「わたしだけの本」に生まれ変わる…それはまるで一本の映画を見るかのようです。