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2020年12月の5冊


 今月のテーマ:変化


変化
      師走です。一年の最後の月になりました。私たちの生活は日々の積み重ねの中で成り立っています。時にはそんな毎日を退屈だと感じたり、この生活がずっと続くと錯覚したりします。ですが、同じように思える日々の中にも変化があります。今年はいろいろな意味で大きく変化が求められ、長く記憶に残る一年だったと思います。何気ない日常が実は貴重なものだったと実感しつつ、「変化」をテーマに本をご紹介します。

(P.N.ころころ)


『世界史を変えた13の病』 [請求記号:490.2/W94]

ジェニファー・ライト著/鈴木涼子訳. 原書房, 2018.

コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。初めての経験に戸惑うことばかりですが、過去にもパンデミックは発生しています。世界の歴史を変えた病とは・・・

『かがみの孤城』 [請求記号:913.6/Ts44]

辻村深月著. ポプラ社, 2017.

学校で居場所をなくし不登校になった中学1年生の安西こころ。ある日、部屋の鏡が光り、中には城が。昼の間、そこに集まる7人の中学生を描くファンタジー。

『世界の不思議な図書館』 [請求記号:010.2/J64]

アレックス・ジョンソン著/北川玲訳. 創元社, 2016.

四角い建物の中に本が一直線に並んでいる。これが日常にある図書館のイメージです。外にあったり動物が運んできたり、そんなちょっと変わった図書館にご案内します。

『明治・大正・昭和日本人のアジア観光 : 旅行ガイドブックから読み解く』 [請求記号:384.37/Ko69]

小牟田哲彦著. 草思社, 2019.

旅行は私たちの日常に楽しみと彩りを添えてくれます。明治以降の日本人はどこへ行き、どのような旅をしていたのでしょうか。一緒に出掛けてみましょう。

『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット : 人工知能から考える「人と言葉」 』 [請求記号:007.636/Ka98]

川添愛著/花松あゆみ絵. 朝日出版社, 2017.

働きたくないイタチたちは何でもやってくれるロボットを作ろうと考えます。そこに立ちふさがったのは「言葉」でした。便利なロボットはできたのでしょうか。