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2021年4月の5冊


 今月のテーマ:発酵食


発酵食
      新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、外食自粛の動きが広がる中で 自宅で食事をとる人が多くなっています。スーパーマーケットなどでの食品の販売量が増加し、品薄になっているものがあるようです。手軽に食べられて栄養価が高い納豆もその一つです。発酵食品である納豆は免疫力を高め、健康に良いと言われています。健康維持のため「発酵食」を取り入れてみませんか。

(P.N.DCVT)


『納豆の起源』 [請求記号:080/N69/1223]

横山智著.NHK出版,2014 (NHKブックス).

納豆の起源を追い求めて、東南アジア、ヒマラヤの納豆文化を調査。地域性に富んだ多様な発酵方法、調理法を紹介。

『日本の伝統 発酵の科学:微生物が生み出す「旨さ」の秘密』 [請求記号:588.51/N34]

中島春紫著.講談社,2018 (ブルーバックス).

日本の発酵食品を中心に、多様な歴史をたどりながら、製法や発酵にかかわる微生物などについて、科学的側面から解説。

『漬け物大全:世界の発酵食品探訪記』 [請求記号:383.8/Ko38]

小泉武夫 [著].講談社, 2017 (講談社学術文庫).

日本国内と海外の多様な漬け物を紹介。基礎知識や歴史についても解説。伝統的な発酵食品である漬け物の奥深さがわかる。

『再考ふなずしの歴史』 [請求記号:383.816/H38]

橋本道範編著.サンライズ出版, 2016.

滋賀県の名産品「ふなずし」とは?伝統的な発酵食品ナレズシの一種で、歴史文献や俳句にも登場。ナレズシについての理解が深まる本。

『チーズの科学:ミルクの力、発酵・熟成の神秘』 [請求記号:648.18/Sa25]

齋藤忠夫著.講談社, 2016 (ブルーバックス).

発酵食品であるチーズの特徴と魅力を科学的な視点から探る。この本を読めば、チーズがもっとおいしく食べられる。