先月までの5冊へタイトルリストへ

書名のリンクは図書館所蔵です。別ウィンドウが開きます。

2022年6月の5冊


 今月のテーマ:予想外


予想外
      予想外な意見を聞いたとき、あなたはどう思いますか?驚いたり、戸惑ったりするでしょうか。もし、「自分とは違うな」で終わらずに、「どうしてそう考えたんだろう?」と受け入れることができたら、それは新たな世界が広がるチャンスかもしれません。図書には意外なことがたくさん詰まっています。せっかくなら、「思ってたのと違う!」という内容も、ぜひ前向きに捉えてみてください。

(P.N.おこわ)


『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 [請求記号:706.9/Ka98]

川内有緒著. 集英社インターナショナル, 2021

目が見えないのに、アートを見るってどういうこと?アートの楽しみ方は人それぞれ。そもそも自分はすべてが見えているのでしょうか?

『いろいろあるコミュニケーションの社会学』 [請求記号:361.45/A77]

有田亘, 松井広志編著. 北樹出版, 2020

日々のできごとを社会学として捉えると、普段の何気ない行動にも意外な発見があります。まずは固定概念を捨てて、人の行動を探ってみましょう。

『パンダ銭湯』 [請求記号:726.6/Tu5]

tupera tuperaさく. 絵本館, 2013

え、パンダって、そうだったの!?斬新な視点で描かれたまさかの展開に、あの愛くるしい白黒模様を見る目が変わってしまうかも…。

『コロナ禍の日常 : 地方の窓から見えた風景』 [請求記号:916/U71]

梅本清一著. 論創社, 2020

コロナ禍における日常の変化は、私たちにとってまさに「予想外」でした。苦悩しながらも、試行錯誤して過ごしてきた時間。この先どのように繋げていきますか。

『2050年の地球を予測する : 科学でわかる環境の未来』 [請求記号:080/C44/393]

伊勢武史著. 筑摩書房, 2022 (ちくまプリマー新書)

環境破壊で人類は滅亡するのでしょうか。人間と自然とのバランスを理解しておくことが、未来に起こり得る、「予想外」を防ぐことになるかもしれません。