先月までの5冊へタイトルリストへ

書名のリンクは図書館所蔵です。別ウィンドウが開きます。

2022年9月の5冊


 今月のテーマ:クラシック音楽


クラシック音楽
      みなさんクラシック音楽は聴きますか。クラシックといえば何を思い描きますか。オーケストラでしょうか。バイオリンでしょうか。聴いても弾いてもリラックスできるクラシック音楽について、関連する本とともにご紹介します。秋の夜長にクラシック音楽を聴きながら本を読んでみてはいかがでしょうか。お気に入りの曲が見つかるかもしれません。

(P.N.ねこじゃらしバハ)


『西洋音楽史を聴く : バロック・クラシック・ロマン派の本質』 [請求記号:762.3/Ma27]

前川誠郎. 講談社, 2019 (講談社学術文庫)

バイオリンの名曲、パガニーニの24のカプリース、バッハのパルティータといった曲の紹介や、ピアノから美しい音を奏でるショパンについても書かれています。

『教養としてのバッハ : 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』 [請求記号:762.34/B13]

礒山雅, 久保田慶一, 佐藤真一編著. アルテスパブリッシング, 2012

バッハの曲が書かれた時代、バッハの生き様を知ることができます。当時は印刷技術がまだなく、手書きでした。バッハの妻が楽譜を書き写していたのは驚きです。

『オーケストラ : 知りたかったことのすべて』 [請求記号:764.3/Me66]

クリスチャン・メルラン [著]/藤本優子, 山田浩之訳. みすず書房, 2020

華やかな音楽を奏でるオーケストラとその裏側について詳しく記載されています。オーケストラについて学びながら、クラシック音楽を鑑賞してみませんか。

『私のヴァイオリン : 前橋汀子回想録』 [請求記号:762.1/Ma27]

前橋汀子著. 早川書房, 2017

世界各地で学び、演奏をしてきた著者の音楽との出会い、著名人との出会いが書かれています。著者の力強い生き方は、人生を歩んで行くときの参考になるでしょう。

『羊と鋼の森』 [請求記号:913.6/Mi83]

宮下奈都著. 文藝春秋, 2015

ピアノの調律師として生きていく主人公がピアノを通して、様々な人や音楽に出会って行く話です。読んだ後は、ピアノをちょっと弾いてみたくなります。