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2023年2月の5冊


 今月のテーマ:昭和歌謡


昭和歌謡
      寒さ厳しいこの季節、家を出る私を支えているのは1962(昭和37)年のヒット曲、「寒い朝」。
(作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:吉永小百合・和田弘とマヒナスターズ)

“北風吹きぬく寒い朝も 心ひとつで暖かくなる”

この歌い出しに何度励まされたことでしょう。
令和になっても色褪せない昭和歌謡、聴くのはもちろん、読んでも味わってください。

(P.N.メルルーサ)


『青い山脈(新潮文庫)』 [請求記号:080/65/5]

石坂洋次郎著. 新潮社, 1952

1949年、藤山一郎と奈良光枝が歌う「青い山脈」は同名の映画とともに大ヒット、戦後の日本を象徴する曲となりました。その原作となった青春小説。

『歌声喫茶「灯」の青春(集英社新書)』 [請求記号:673.98/Ma59]

丸山明日果著. 集英社, 2002.11

1950年代中ごろから流行したのが、店内のお客が一緒に歌を歌う「歌声喫茶」。その代表店「灯」に青春をかけた一人の女性を追うノンフィクション。

『日本ロック紀GS編コンプリート, 第3版』 [請求記号:767.8/Ku76]

黒沢進著/小野良造, 高木龍太編集. シンコーミュージック・エンタテイメント, 2011

1960年代、ビートルズなどの影響を受けて生まれたグループ・サウンズ(GS)。「スワンの涙」「エメラルドの伝説」・・・ジャケットも曲名もこれぞ昭和!

『作詞入門 : 阿久式ヒット・ソングの技法(岩波現代文庫)』 [請求記号:767.8/A39]

阿久悠著. 岩波書店, 2009

1970年代、尾崎紀世彦「また逢う日まで」、ピンク・レディー「UFO」などのレコード大賞曲を手がけた作詞家・阿久悠。自らが語るヒットの秘訣とは?

『アイドル進化論 : 南沙織から初音ミク、AKB48まで(双書Zero)』 [請求記号:761.13/O81]

太田省一著. 筑摩書房, 2011

昭和も終わりがせまる1980年代はアイドル黄金時代。松田聖子、中森明菜、おニャン子クラブ・・・。現代のAKBに至るまでその進化をたどります。