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2023年4月の5冊


 今月のテーマ:植物


植物
      春は桜をはじめ、色とりどりの花が咲く季節です。
4月24日は「植物学の日」。
日本の植物分類学の父といわれる牧野富太郎の生まれた日です。
彼は数多くの新種を発見し、1500種以上の植物を命名するなど日本植物分類学の基礎を築きました。
今月から始まったNHK連続テレビ小説の主人公のモデルにもなっています。
私たちの衣・食・住すべてに欠かせない存在である植物。植物の不思議で面白い世界をのぞいてみませんか?

(P.N.ちゃろ)


『草木とともに : 牧野富太郎自伝』 [請求記号:289.1/Ma35]

牧野富太郎[著]. KADOKAWA, 2022 (角川ソフィア文庫)

牧野富太郎博士の94年の生涯に沿って編まれた随筆集。牧野博士の植物への愛情、研究への情熱が伝わってきます。

『世界史を大きく動かした植物』 [請求記号:471.9/I52]

稲垣栄洋著. PHPエディターズ・グループ, 2018

世界史を大きく動かした植物は何だと思いますか?実は身近な植物が人類の歴史に大きな影響を与えていたことがわかります。

『植物はおいしい : 身近な植物の知られざる秘密』 [請求記号:080/C44/1425]

田中修著. 筑摩書房 2019 (ちくま新書)

野菜や果物には旬があり、季節ごとに私たちの味覚を楽しませてくれます。「食べる植物」についての疑問をわかりやすく解説する1冊です。

『身近な雑草たちの奇跡 : 道ばた、空き地、花壇の隅…気づけばそこにいる植物の生態』 [請求記号:470.4/Mo45]

森昭彦著. SBクリエイティブ, 2021

「雑草」と呼ばれる植物を中心に、身近な植物の生態を紹介しています。道ばたなどで見かける雑草たちを見る目が変わるかもしれません。

『花と緑が語るハプスブルク家の意外な歴史』 [請求記号:081/A82/979]

関田淳子編. 朝日新聞出版 2018 (朝日選書)

約650年間ヨーロッパに君臨していたハプスブルク家。ハプスブルク家と植物との関係とともに、一族の歴史を紐解きます。