２０２４年１月の５冊

 今月のテーマ：歩く

さまざまな交通手段が発達し宇宙旅行を体験できる現代になっても、歩くことは私たちにとって最も身近な移動手段です。 魅力あふれる街並みを散策したり、緑豊かな公園や雄大な自然の中を季節を感じながら歩くことは、心と体の健康によい効果をもたらしてくれます。 今月は、「歩く」ことに関する本を集めてみました。1歩を踏み出してリフレッシュしてみませんか。 （P.N.ラピス）

『ウォーキングの科学 : 10歳若返る、本当に効果的な歩き方』　[請求記号：498.35/N97]

能勢博著. 講談社, 2019 (ブルーバックス).

体力向上のための効果的なウォーキング方法を、科学的な根拠に基づいて紹介しています。体力upを目指して歩いてみませんか。

『歩く江戸の旅人たち : スポーツ史から見た「お伊勢参り」』　[請求記号：384.37/Ta87]

谷釜尋徳著. 晃洋書房, 2020.

江戸の庶民に愛された「お伊勢参り」の旅。1日平均35Kmも歩いたという人々の健脚と、メンタリティの強さには驚かされます。

『運動脳』　[請求記号：491.371/H29]

アンデシュ・ハンセン著/御舩由美子訳. サンマーク出版, 2022.

運動はどのように脳に作用するのでしょうか。「スマホ脳」の著者が、身体を動かすことの大切さを教えてくれます。

『英国ファンタジーをめぐるロンドン散歩』　[請求記号：293.333/Y46]

山内史子文/松隈直樹写真. 小学館, 2016.

ハリー・ポッターをはじめ、イギリスの30のファンタジー物語とともにロンドンの街を歩きます。美しい写真と楽しい解説。訪れてみたくなります。

『フランスのウォーカブルシティ : 歩きたくなる都市のデザイン』　[請求記号：518.84/V36]

ヴァンソン藤井由実著. 学芸出版社, 2023.

歴史ある観光地を有するフランス。人や環境に優しいウォーカブルな街をどのように創出したのでしょうか。