|
図書館がオススメする今月の5冊を紹介します。図書館1階に展示しています。
|先月までの5冊へ|
|
請求記号のリンクは図書館所蔵です。別ウィンドウが開きます。
2025年12月の5冊
今月のテーマ:数字
|
今日は何日だろう。今何時かな。エアコンの設定温度は何度にしよう。 暦、時間、温度…身の回りを振り返ると、実に多くの数字に囲まれていることに気付きます。生活に限らず、文化や芸術、言語、文学など、世界は数字と深い関わりを持っています。 今月は12月。もういくつ寝ると大晦日。月が変われば新しい年が始まります。節目の月に、数字を身近に感じてみませんか。 (P.N. じろ) |
『数字とことばの不思議な話(岩波ジュニア新書)』 [請求記号:080/I95/684]
窪薗晴夫著. 岩波書店, 2011.
ある言語では「一つ・二つ・たくさん」と数えて三つ以上は区別しないそうです。数え方や数字由来の日本語など、数字の発音から言葉の法則を紐解きます。
『数字で読み解くからだの不思議 : 楽しみながら学べる人体の入門書(ブルーバックス)』 [請求記号:491.1/Su53]
エディット編. 講談社, 2012.
細胞は全部でいくつ?寒いとき、からだの中と外の温度差はどのくらい?
様々な視点で人体の部位を数えます。クイズ形式なので好きなところから読めます。
『数の魔力 : 数秘術から量子論まで』 [請求記号:410.4/Ta92]
ルドルフ・タシュナー [著]/鈴木直訳. 岩波書店, 2010.
聖書、音楽、地図、宇宙、デジタル、量子…人類史に大きな影響を与えた数字が、"何を意味しているのか"を解き明かします。混乱も夢も与えた数の文化史。
『ぼくには数字が風景に見える(講談社文庫)』 [請求記号:936/Ta81]
ダニエル・タメット[著] ; 古屋美登里訳. 講談社, 2014.
ものごとを数字で考え数字で感じるという著者の半生を綴った自伝。自身の困難とどう向き合い生きようしたのか。その成長と傍で支え続けた家族の愛情を語ります。
『ニュースの数字をどう読むか : 統計にだまされないための22章(ちくま新書)』 [請求記号:080/C44/1632]
トム&デイヴィッド・チヴァース著/北澤京子訳. 筑摩書房, 2022.
ニュースで聞く数字を鵜呑みにしても良いのでしょうか。日常生活でも研究でも切り離せない数字や統計について、短い文章で解説しています。数字を慎重に扱うための第一歩に。