あいち国文の会「歴史と文学の間 尾張藩「青松葉事件」-城山三郎『冬の派閥』を中心に-」を開催しました。
あいち国文の会第189回研究会として、山下達治氏(あいち文学フォーラム)による「歴史と文学の間 尾張藩「青松葉事件」-城山三郎『冬の派閥』を中心に-」と題した講演を開催いたしました。
明治改元の直前、名古屋城内で十四名の藩士が処刑された「青松葉事件」。満員となった聴講者を前に、正史から漏らされたこの出来事を正面から描いた文学作品、城山三郎の『冬の派閥』(新潮文庫)を基に歴史の断面を考察していきました。
次回あいち国文の会は、下記のとおり開催予定です。
日時:6月20日(水)10:30~12:00
場所:長久手キャンパス外国語学部棟(E棟)3階 E305室
発表者:三苫佳子氏(愛知産業大 非常勤講師)
題目:「筋書きと場面構成-世阿弥女物狂能をめぐって-」