8月19日（日）に長久手キャンパスで本学外国語学部国際関係学科・秋田貴美子准教授による「英語で教える英語の授業」を実施しました。

　小学校、中学校、高等学校で英語を担当されている先生方を中心とした一般参加者とともに、英語で教える授業に関して注意点や問題点を考え、その後、「効果的な学習法」を駆使した体験授業を行いました。

　和やかな雰囲気の中、参加者は熱心に講義を聴きワークショップに参加しました。「日本の英語教育」「英語と英語教育に関して日本人が持っている偏見とステレオタイプ」「理想的な英語の教え方」について講義がありました。 ワークショップでは、英語をただ読み、書き、リスニングするのではなく、リズム、歌、ジャズチャンツ、ラップ、危機的状況での英会話を通して身体で覚える学習法、英語のジョークやユーモアを含んだ会話を通して楽しく英語を学ぶ方法、クラス全体が参加でき楽しめる英語のゲームなどが紹介され、皆さん積極的に参加しました。講習が終わる頃には、参加者から今後もこの講習を続けて欲しいという声が上がりました。講習後、参加者から次のようなお便りもいただきました。「先日は、愛知県立大学での講座、大変、役に立ちました。現在、小学校と、塾で、英会話を教えていますが、秋田先生のおはなしや、教えていただいたゲームや、会話方法など、早速、活用しています。みんな喜んで、英語を使ってくれるようになってきました。たくさんの経験からのお言葉に、励まされました。今後とも、よろしくお願い申し上げます。」お盆休み明けの日曜早朝でしたが、関市や津島市などの遠方から来られた方もいました。

英語学習法に関して参照：

秋田貴美子。単著。2014年4月〜2015年3月「教壇からみたアメリカの大学：なでしこ先生奮闘記」一年間コラム連載。教育雑誌：「英語教育」大修館書店。

秋田貴美子単著。2014 年10月号増刊号「鍛えるべき英語力と、その鍛え方とは：English Headの英語学習法 」教育雑誌：「英語教育」大修館書店。p. 61