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2018年3月の5冊
今月のテーマ:時
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みなさんの1年の区切りはいつでしょうか。年の瀬の12月、年度末の3月、誕生日、春の訪れなど季節で感じる方もいるかもしれません。技術の発展で時間短縮につながる一方、できた時間をさらに費やしてどんどん忙しくなっている現代。時の流れは同じでも、時代や環境、人によって感じ方はそれぞれです。今月はそんな「時」に関連した5冊をご紹介します。
(P.N.梅) |
『モモ : 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語』 [請求記号:943.7/E59]
ミヒャエル・エンデ作/大島かおり訳. 岩波書店, 2005 (岩波少年文庫:127)
まさに時間の物語です。読み終えたとき、みなさんはどんな考えをもつでしょうか。わたしは少し、時間の使い方を考えるようになりました。
『古典力』 [請求記号:080/I95B/1389 ]
齋藤孝著. 岩波書店, 2012 (岩波新書:新赤版 1389)
古典はどの時代にも活用され、現代に残った書物であり、先人たちの知恵は貴重な時の財産なのだと思います。気になるものはぜひ原書も読んでみてください。
『気になるガウディ』 [請求記号:523.36/I85]
磯崎新著. 新潮社, 2012 (とんぼの本)
1882年に着工してから、現在もなお建設中のサクラダファミリア、を設計したアントニ・ガウディ。日本の建築家が著したガウディをご覧ください。
『ゾンビ学』 [請求記号:361.5/O42]
岡本健著. 人文書院, 2017
時に逆らったゾンビ。ゾンビの存在は、わたしたちにどんな影響をあたえているのでしょうか。多くの場で登場するゾンビについて、その世界を覗いてみませんか。
『宇宙動物園 : 干支のルーツを探る』 [請求記号:148//101]
中村清兄 著. 法政大学出版局, 1983
干支は年月日、時刻、方位などを表わす名称として用いられてきました。60の組み合わせをもつ干支について、やわらかな口調で紹介してくれます。