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2018年9月の5冊


 今月のテーマ:眠り


眠り
 
      「長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音のよきかな」という回文歌をご存知でしょうか。諸説ありますが、吉夢を見れたり、悪い夢を見た時は書いた紙を水に流したり、眠るときのおまじないにもなります。みなさんは詠むと、どんな情景が浮かんでくるでしょうか。今月は9月の異名「寝覚月」にちなみ、眠りについての本をご紹介します。

(P.N.寝覚月)


『眠っているとき、脳では凄いことが起きている : 眠りと夢と記憶の秘密』 [請求記号:491.371/L59 ]

ペネロペ・ルイス著/西田美緒子訳. インターシフト, 2015.

眠りは身体の休息だけではなく、脳にとっても大切なことでした。脳は休まず、意識せずに働きつづけています。その働きを覗いてみませんか。

『睡眠の科学 : なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか』 [請求記号:498.36/Sa47]

櫻井武著. 講談社, 2010

「目覚ましが鳴る前に目が覚めるのはなぜ」など日常の不思議についても知ることができます。各章のはじめにある偉人の言葉も一興です。

『夢に迷う脳 : 夜ごと心はどこへ行く?』 [請求記号:145.2/H81]

J・アラン・ホブソン著/池谷香訳. 朝日出版社, 2007.

実際の話をまじえて、睡眠と夢と心についてのお話です。夜ごと心がどこかへ行っていたら、どうやって帰ってきているのでしょうか。

『こんなに怖い鼻づまり! : 睡眠障害・いびきの原因は鼻にあり』 [請求記号:080/C44/1004]

黄川田徹著. 筑摩書房, 2013

いびきは恥ずかしいですが、自分のいびきで起きた!ことがない限り、指摘されないと気づかないものです。鼻づまりを感じるかたは、一読してみてください。

(映画)『Inception』 [請求記号:DVD//1197 ]

クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作/エマ・トーマス製作. ワーナー・ホーム・ビデオ (発売), 2010.

夢を創れたら、他人が自分の夢に侵入してきたら、夢と現実の境が分からなくなったら。圧倒的な美術と視覚効果にも注目です。