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2018年12月の5冊


 今月のテーマ:りんご


りんご
 
      すっかり寒くなりましたね。体調をくずしたりしていませんでしょうか。英語のことわざに“An apple a day keeps the doctor away.”(1日1個のりんごは医者を遠ざける)とありますので、今月は「りんご」にまつわる本を集めてみました。おいしいりんごを食べながら、たのしい本を読んで風邪を追っ払いましょう。

(P.N.スター)


『りんごかもしれない』 [請求記号: 726.6/Y92]

ヨシタケシンスケ作. ブロンズ新社, 2013.

ふだん見ているりんごは、本当にりんごなのでしょうか。もはや哲学。気づけばあなたもじっとりんごを眺めている、かもしれない。

『リンゴの歴史(「食」の図書館)』 [請求記号:625.21/J21]

エリカ・ジャニク著/甲斐理恵子訳. 原書房, 2015

食べるのはもちろん、神話から民間伝承、重力の発見に企業のロゴと、人類と深く関わってきたりんご。歴史と雑学が盛りだくさん、読めばあなたもりんご博士。

『林檎詩集1992』 [請求記号:911.2//2129]

荒川洋治 選/アップルフェア推進協議会 編. 北方新社, 1992.

甘酸っぱさ、ほっぺ、爆弾・・・りんごから思い浮かべることは人さまざま。公募で集まった詩がぎゅっと詰まった1冊。紅い表紙も印象的です。

『ドイツ菓子図鑑 : お菓子の由来と作り方』 [請求記号:596.65/Mo55]

森本智子著. 誠文堂新光社, 2018.

ドイツで果物といえば何といってもりんごなのだとか。「アプフェルクーヘン」に「アプフェルシュトゥルーデル」、クリスマスに作ってみては。

『ビートルズ全詩集』 [請求記号:767//227]

内田久美子 訳. シンコー・ミュージック, 1990.

自らのレーベル「アップル・レコード」を設立するなど、りんごにはゆかりのあるビートルズ。でも歌詞に“apple”が出てくるのは全183曲中、1曲だけ。