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2019年7月の5冊
今月のテーマ:星
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7月といえば、七夕の季節。皆さんも、夜空を見上げて天の川や織姫、彦星などの星や星座を探したことがあるのではないでしょうか。でも、一口に星と言っても、天体の星ばかりではありません。星座占い、プラネタリウム、「きらきら星」や「星に願いを」などの歌詞、サン=テグジュペリの名著『星の王子さま』など。今月は、私たちの身近なところに根付いた「星」にまつわる図書を紹介します。 (P.N.きゃべつ) |
『夜空からはじまる天文学入門 : 素朴な疑問で開く宇宙のとびら』 [請求記号:440/W46]
渡部潤一著. 化学同人, 2009 (DOJIN選書:25)
星、宇宙、天文学に興味を持ったら、この本をどうぞ。誰もが一度は抱く疑問から、季節ごとの星の見ごろまで。思わず夜空を見上げたくなる天文学の入門書です。
『占星術の文化誌』 [請求記号:148.8/Ka16]
鏡リュウジ著. 原書房, 2017.
星占いや星座占いが好き、という人は多いのではないでしょうか? メディア、文学、音楽、医学、心理学など、様々な観点から「占星術」を読み解きます。
『プラネタリウム男』 [請求記号:440.76/O29]
大平貴之著. 講談社, 2016 (講談社現代新書:2374)
子どもの頃からプラネタリウムを自作していたという著者が、世界最新鋭のプラネタリウムを開発するまでの熱い一代記。愛知万博の話も少し紹介されています。
『日本の星名事典』 [請求記号:443/Ki71]
北尾浩一著. 原書房, 2018.
ヒグレボシ、ユウメシモライなど生き物や妖怪のような名前が紹介されますが、どれも日本人の暮らしの中で生まれた星の異名。皆さんも地元の星名を探してみては?
『星の王子さま百科図鑑』 [請求記号:933.6/St5]
クリストフ・キリアン著/三野博司訳. 柊風舎, 2018.
いわゆる天体の星ではありませんが、星と聞いて思い浮かぶのはこの作品。絵本、アニメーション、舞台からグッズまで、『星の王子さま』を網羅した1冊です。