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2020年1月の5冊
今月のテーマ:対話
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新しい年が始まりました。みなさんはどんな年末年始を過ごしましたか?家族や友達、親しい人と久しぶりに会えた人も多いのではないでしょうか。人と話をしてみると、一人では思いつかなかった発見ができたり、気持ちが少し楽になったり―そんな経験は誰しもあると思います。今月は「対話」にまつわる本を選んでみました。みんなでおしゃべりも楽しいけれど、たまには腰を据えて、誰かと話してみるのも悪くないかもしれません。
(P.N.ぱぐ) |
『対話をデザインする : 伝わるとはどういうことか』 [請求記号:080/C44/1417]
細川英雄著. 筑摩書房, 2019 (ちくま新書)
「今だけ、カネだけ、自分だけ」そんな現代社会を生き抜いていくための本物の「対話力」について教えてくれます。テクニックだけが全てじゃない。
『「聴く」ことの力 : 臨床哲学試論』 [請求記号:104/W42]
鷲田清一著. 筑摩書房, 2015 (ちくま学芸文庫)
ほどなく死を迎える末期がん患者に、「私は、もう駄目なのではないでしょうか?」と聞かれた時、あなたならどう答えますか。(p.13)…あなたは聴き上手?
『ここにないもの : 新哲学対話』 [請求記号:104/N97]
野矢茂樹文/植田真絵. 中央公論新社, 2014 (中公文庫)
「人生は無意味?」「空の色は何色?」「自分の死を想像することはできる?」対話を通して、ことばを使って、世界の姿を探ろうとする二人のお話です。。
『生きるとは、自分の物語をつくること』 [請求記号:914.6/O24]
吉野万理子著 新潮社, 2011.5
多くの人の悩みに寄り添ってきた臨床心理学者の河合隼雄さんと、数々の作品を世に送り出してきた小説家の小川洋子さん。二人の「物語」のプロによる対談集。
『フラニーとズーイ』 [請求記号:933.7/Sa53]
サリンジャー [著]/村上春樹訳. 新潮社, 2014 (新潮文庫)
エゴに満ちた世界に欺瞞を覚え、一冊の宗教書に救いを求め始めたフラニー。苦しむ妹を救うため、兄・ズーイは話しかけますが…。サリンジャーの傑作小説。 "