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2023年1月の5冊
今月のテーマ:天災
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災害大国日本。この国で生きていく限り、自然災害とは無縁ではいられません。過去の天災から得た教訓をどう受け継ぐか。いつか来るかもしれない「その日」のために、「今」できることは何なのか。一人一人、考えておくことが大切なのではないでしょうか。 無病息災、2023年がみなさんにとってよい年になることを願っています。 (P.N.キョムタロ) |
『鯰絵 : 民俗的想像力の世界』 [請求記号:080/I95-34/227-1]
C. アウエハント著/小松和彦 [ほか] 訳. 岩波書店, 2013 (岩波文庫)
「鯰が地震を引き起こす」という話、聞いたことありますか?かつて大地震の後に出回った「鯰絵」から、日本人が持っていた天災に対する世界観が見えてきます。
『天災から日本史を読みなおす : 先人に学ぶ防災』 [請求記号:080/C64/2295]
磯田道史著. 中央公論新社, 2014 (中公新書)
日本を襲った数々の天災は、その後の歴史に多大な影響を与えてきました。過去の記録から、わたしたちは何を学べるのでしょうか。迫力に満ちた一冊です。
『愛知の地名 : 海進・災害地名から金属地名まで』 [請求記号:291.55/N38]
中根洋治著, 風媒社, 2012
地名には先人が残した"警告″が隠されていることがあるようです。みなさんは自分の地元や住んでいる土地の地名の由来、知っていますか?
『生き抜くための地震学 : 京大人気講義』 [請求記号:080/C44/1003]
鎌田浩毅著. 筑摩書房, 2013 (ちくま新書)
専門家が社会に発信する警鐘に、どれくらい耳を傾けてきたでしょうか。有益な情報があっても、わたしたちが行動に移さなければ意味がないのだと痛感します。
『南海トラフ地震』 [請求記号:080/I95B/1587]
山岡耕春著. 岩波書店, 2016 (岩波新書)
いずれ来るとされる南海トラフ地震。ここ愛知では何が起きると予想されているのでしょうか。いよいよ現実と向き合わなければならないのかもしれません。