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2024年5月の5冊
今月のテーマ:ブループラネット
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宇宙から見た地球は、深い闇の中に浮かぶ青い宝石のようで、その美しさに惹かれずにはいられません。46億年という途方もない時間をかけて形作られてきた「青い惑星 地球」。私たち人類はそんな地球の謎や不思議を数多く解き明かしてきましたが、その一方で自然破壊や環境汚染といった地球を脅かす事態をも引き起こしています。 今回は地球の過去から現在、そして未来について知る・考える5冊を紹介します。 (P.N.犬) |
『地球進化46億年の物語 : 「青い惑星」はいかにしてできたのか(ブルーバックス)』 [請求記号:450/H49]
ロバート・ヘイゼン著/渡会圭子訳. 講談社, 2014.
地球の歴史を紐解けば、「青」以外の時代もありました。遥か太古から現代、そして未来へと、絶えず変化し続ける地球を追って46億年の旅をしてみませんか。
『楽しい地層図鑑』 [請求記号:456.91/Ko39]
小白井亮一文・写真. 草思社, 2021.
普段は目にしてもスルーしがちな「地層」。でもそこには誕生以来の地球の営みがぎゅっと詰まっています。地層のことを楽しくかつ詳しく学べる一冊です。
『せいめいのれきし(大型絵本)』 [請求記号:726.6/B94]
バージニア・リー・バートン文・え/いしいももこやく. 岩波書店, 1964.
青い地球に息づく生命、そのイメージカラーは?と聞かれたら、この絵本の表紙のような躍動感あふれる黄色だと答えます。地球という舞台で輝く生命たちの絵物語。
『沈黙の春, 62刷改版(新潮文庫)』 [請求記号:519.79/C22]
レイチェル・カーソン [著]/青樹簗一訳. 新潮社, 2004.
自然が沈黙した病める世界。でもそれは人類が自ら招いた禍いであった…。著者が記した寓話という名の警鐘は、60年以上経った今も私たちの心に刺さってきます。
『SDGsな生活のヒント : あなたの物の使い方が地球を救う』 [請求記号:519/Sh62]
タラ・シャイン著/武井摩利訳. 創元社, 2021.
私たち人類は、未来の地球の良きパートナーでいられるのか。身近な行動の中にヒントがあるかもしれません。図書館で本を借りることも、サステイナブルですよ。