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2024年9月の5冊


 今月のテーマ:起業家


kigyouka
      「ちょっとそれ、変じゃない?」
世間では「あたりまえ」とされる意見や空気に首をかしげたくなった経験がある人、結構いるんじゃないでしょうか。
そんな様々な「あたりまえ」に一石を投じる人たちがいます。今回は理想を実現させるため、「起業」という選択をした方々の著作を集めてみました。その熱意と行動力から得られる刺激は多いはず。
あなたの感じた"違和感"も、世界を変える"ヒント"だったと気づくかも…?

(P.N.ぱぐ)


『異彩を、放て。 : 「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える』 [請求記号:369.28/Ma74]

松田文登, 松田崇弥著. 新潮社, 2022.

今、世界から注目を集めているブランド「ヘラルボニー」。契約するアーティストにはある共通点が。偏見と差別に立ち向かう双子起業家の目指す未来がありました。

『そのカワイイは誰のため? : ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話』 [請求記号:289.1/Ma27]

前川裕奈著. イカロス出版, 2023.

スリランカでアパレルブランドを立ち上げた著者による、日本のルッキズムへの挑戦。「容姿に悩んでいる」「もっと自分らしく生きたい」そんな人におすすめです。

『サイボーグ時代 : リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略』 [請求記号:007.3/Y87]

吉藤オリィ著. きずな出版, 2019.

分身ロボットOriHimeを知っていますか?愛知でも導入が始まっています。「孤独を解消する」をミッションに掲げた開発者の思考をインストールしてみては。

『感覚過敏の僕が感じる世界』 [請求記号:493.937/Ka86]

加藤路瑛著. 日本実業出版社, 2022.

においが辛い、服が痛い、音が人よりうるさく聞こえる。心当たりのある人は感覚過敏かも。誰もが生きやすくなるために何ができるか、一緒に摸索してみませんか?

『起業家ナース』 [請求記号:369/O33]

大石茂美著. 幻冬舎メディアコンサルティング、幻冬舎 (発売) , 2023.

ベテラン看護師の著者が直面したのは、殺伐とした空気が流れる介護施設の現実。真のケアとは何か。今の日本が目指すべき介護のあり方について考えさせられます。