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2024年10月の5冊
今月のテーマ:色
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赤や黄色に木々が色づきはじめると、秋の訪れを感じます。 自然の風景やファッション、インテリアなど私たちは様々な「色」に囲まれて生活しています。 色の名前や、色から連想するイメージは国や地域によって様々ですが、 海や空の色である青色は世界共通で好まれる色だそうです。 今月は色の歴史や名前など「色」に関する本をご紹介します。 (P.N.ちゃろ) |
『世界のふしぎな色の名前』 [請求記号:757.3/J56]
城一夫, カラーデザイン研究会著/killdisco絵. グラフィック社, 2022.
名前だけではどんな色かわからない、166色の不思議な色の名前。可愛らしい挿絵とともに、色の名前の由来を知ることができます。
『色を分ける色で分ける(学術選書)』 [請求記号:757.3/H54]
日高杏子著. 京都大学学術出版会, 2021.
虹の色の数は?と聞かれたら7色と答える人が多いのではないでしょうか。虹の色数は、2色や5色など国や地域によって異なるそうです。
『中世ヨーロッパの色彩世界(講談社学術文庫)』 [請求記号:230.4/To37]
徳井淑子 [著]. 講談社, 2023.
「色」に様々な意味が込められていた中世ヨーロッパ。色から中世の歴史や人々の生活を紐解きます。
『日本の色を知る(角川文庫)』 [請求記号:757.3/Y92]
吉岡幸雄 [著]. KADOKAWA, 2016.
日本の色の名前には植物に由来するものが多くあります。植物染による日本の伝統色を追究してきた著者が、季節や行事にまつわる色を解説します。
『大江戸の色彩』 [請求記号:757.3/J56]
城一夫著. 青幻舎, 2017.
豊富な図版や流行色がわかる年表とともに、ファッション・建築・絵画から江戸の色彩を読み解く1冊。