東栄町の「花祭」が、愛知県立大学で上演されました。
「花祭」は、700年以上も前から伝わるといわれ、国指定の重要無形民俗文化財となっている神事芸能です。
花祭の中で演じられる須佐乃男命(山見鬼)と猿田彦命(榊鬼)の「舞」が、東栄町中設楽花祭保存会の皆様により、愛知県立大学長久手キャンパスで上演されました。
花祭は、本来、11月以降の冬に行われる神事ですが、今回、東栄町のご協力により、本学の教養教育科目「県大エッセンシャル」の一環として、真夏の昼間に暑い屋外で、「舞」の披露をしていただきました。
会場では、保存会の会長(岡田守様)や本学の教員から舞についての解説があり、本学の学生のほか、オープンキャンパスで来校していた、多くの高校生やその保護者の方々も、興味深く観賞しているようでした。また、間近に迫る鬼の迫力に圧倒されている観客の様子も見られました。
多くの方々に歴史ある愛知の伝統文化に触れていただける、大変有意義な機会になったのではないかと思います。
東栄町の皆様、花祭保存会の皆様、ありがとうございました。