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文部科学省情報ひろばで公開シンポジウム「アクティブ・ラーニング教育実践の10年: 愛知県立大学国際関係学科の挑戦」を開催

2019年11月1日(金)、文部科学省ミュージアム「情報ひろば」(東京都千代田区霞が関)1階ラウンジにて、公開シンポジウム「アクティブ・ラーニング教育実践の10年: 愛知県立大学国際関係学科の挑戦」が開催されました(主催:愛知県立大学国際関係学科「フィールドワーク写真展」実行委員会および愛知県立大学新大学誕生10周年・長久手移転20周年記念事業実行委員会、共催:愛知県立大学地域連携センターほか)。

このシンポジウムは、本学外国語学部国際関係学科発足(2009年)から10年の節目を機に企画されたものです。同ミュージアムで開催されている「フィールドワーク写真展: 世界の〈いま〉を切り取る学生のまなざし」(同年9月2日〜12月19日、情報ひろば3階企画展示室)のサイドイベントという性格をあわせもつものです。

国際関係学科は、世界と日本の多言語・多文化状況の中において、自ら能動的に調査、発信、社会還元することのできる人材の育成を目指して、様々なアクティブ・ラーニング教育の取り組みを行ってきました。このシンポジウムは、同学科が取り組んできた多彩な教育実践を、「授業を立案し実践する教員の側」と「受講しつつ成果を生み出してきた学生の側」の両方の立場から報告し、これまでの教育実践の概要を紹介するとともに、その達成と展望について議論することを目的に開催されました。

丸山真司副学長の挨拶の後、「プロジェクトを通じて学ぶ:「プロジェクト型演習」の実践と成果」、「フィールドワークを通じて学ぶ:写真と映像を活用した実習の実践と成果」、「課外活動を通じて学ぶ:学生主体の広報活動/学生自主企画研究/オープンキャンパス」の三つのトピックに関わる教育実践事例が、教員2名、在学生5名、卒業生1名の計8名により、豊富な写真とともに紹介されました。

また、国際関係学科の2-3年次配当専門科目「プロジェクト型演習A」、複数の学生自主企画研究グループが行事に参加、協力し、会場スタッフや記録、受付などの運営実務を担いました。

当日は、本学関係者20名強を含む、30数名の来場がありました。文部科学省職員、トビタテ!留学JAPAN事務局関係者、他大学の教員なども来聴していました。

フロアからの質問やコメントも多く、本学の教育実践に対する強い関心がうかがえました。

来場者からは、

「学生がやりたいことベースで、地域や周りの大学をまきこんで活動を広げていくのがとても面白いと感じた」

「学生の自発的な取り組み、行動がより広い範囲へ拡大していったというストーリーが印象的でした」

「学生と教員のコラボによる授業の展開、社会発信が国際関係学科の特徴であり、学ぶべきところだと感じました」

などのコメントがありました。

東京・文部科学省のミュージアム施設において、本学の教育実践内容を、学生たちが中心となって発信した本行事は、広報の上でも大きな成果を収めたほか、学科設立10年の節目の年に、本学構成員自身がこれまでの教育の達成を振り返るよい機会となりました。

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