2020年12月8日（火）、本学国際関係学科の専門科目「プロジェクト型演習C」で取り組んでいる「あいちAmbassadorプロジェクト※」の中間発表会を開催しました。

本授業では、県内各地の魅力を国内外に発信するため、全６チーム14名の学生がそれぞれターゲットや地域を選定し、動画制作を行っています。発表会には、名古屋国際会議場、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー、愛知県政策企画局広報広聴課、愛知県観光コンベンション局国際観光コンベンション課からそれぞれ外部講師をお招きし、学生たちが、各地の魅力や地域の課題・傾向などに関する調査結果、今後の課題などについて報告した後、学生が取材・作成した広報動画の提案を行いました。

外部講師の方々からは、学生チームの提案について、さまざまなご質問やご意見をいただくとともに、全体を通して、「データに基づく説得力のある発表であった。」「学生ならではの視点がとてもよかった。」などの感想のほか、「ナレーションや文字情報の入れ方、全体的な時間のとり方などについても戦略的に考えてみてほしい。」などのご助言もいただきました。

　授業を担当する宮谷教授は、最後に、「学生のみなさんの世代では当たり前になっているインターネットの生活での使い方に関する暗黙知を、形式知として言語化し、このプロジェクトで調査した内容を組み合わせることで、あらたなアイデアを提案できる力を身につけてほしい」とコメントしました。

　今後は、外部講師からいただいた貴重なご意見と、各チームがターゲット層に対して行う動画試聴アンケート結果を踏まえた改善を行い、完成を目指します。

※「あいちAmbassadorプロジェクト」
国際関係学科2年次科目「プロジェクト型演習」のひとつとして開講されている地域連携プロジェクト型授業です。学生の観点から新たなテーマで体験できる愛知県の観光資源の提案を目指します。本年度は、SDG'ｓ（持続可能な開発目標）を取り入れた観光提案と広報（動画・Facebook記事の作成）を目指しています。学生が作成したFacebook記事は、愛知県広報広聴課の公式Facebook「あいちの広報広聴」に掲載される予定です。