3月24日（木）、スマート農業技術開発のより一層の加速化を図るとともに、農業分野のスタートアップ起業創出支援や学生の起業家教育を推進するため、愛知県立大学情報科学部と愛知県農業総合試験場が「研究協力に関する協定」を締結しました。

協定締結式では、川畑博昭 愛知県立大学副学長の立ち合いのもと、神山斉己 情報科学部長と仲井靖 愛知県農業総合試験場長による協定書への署名が行われました。

今後、愛知県立大学情報科学部と愛知県農業総合試験場は以下の内容について協力して推進していきます。

【協力事項】

ア 最新科学技術に関する情報交換
研究者及び研究員等の相互の交流を深め、最新技術に関する情報交換を行い、研究の高度化、効率化を進めます。

イ 共同研究等の実施
生産現場における課題解決に向け、それぞれの特長を活かした共同研究を行います。

ウ 研究者及び研究員等の交流と人材育成
技術シーズや技術情報の共有化を図り、研究者及び研究員の技術レベルを高め、研究開発や課題解決の能力向上を図ります。

エ 研究資源の相互利用
両機関が保有する研究施設備品、図書文献、学術資料及び遺伝資源等について相互利用することにより、研究の効率化を進めます。

オ スタートアップ起業支援や起業家教育
農業分野での課題や現場ニーズの共有化を図り、スタートアップとして起業を目指す学生等の支援を進めます。

また、協定締結式後、研究交流会が開催され、両機関の概要や技術研究事例の紹介が行われました。