創立以来、多様な知と人が交わる場として歩み、地域と世界をつなぐ学びを育んできました。これからも「愛知に根ざし、世界を思いやる」を胸に、文理・多文化の融合から新たな価値を生み出し、複雑化する社会課題に果敢に挑みます。

80年の歴史を礎に、学問と創造を力に変え、未来を切り拓く学生と研究を育て、地域と世界に広がる学びの輪をさらに大きくします。愛知県立大学は、これからも知と出会いを力に、未来の可能性をひらく大学として進化を続けます。

世界と出会い、未来をひらく

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世界と出会い、未来をひらく

1947開校ー「女性の力を社会へ」

戦後の復興期、愛知県立女子専門学校として本学の歴史は始まりました。「広い教養と豊かな人間性を備え、地域社会に貢献する女性を育てる」——当時として先駆的な理念のもと、教育の場が立ち上げられました。この“はじまり”に宿る「人を育て、社会を支える」という精神こそが、愛知県立大学の原点です。

1966開学ー 新たな高等教育機関へ

戦後教育制度の改革にともない、愛知県立大学として再出発。外国語学部を中心に国際的視野を持つ人材育成を推進し、時代の変化に応じて新たな学問分野を開拓してきました。ここから、県立大学としての歩みが本格的に始まります。

1968愛知県立看護短期大学設置ー 看護の質向上を目指して

愛知県立短期大学は、医療機関の整備拡充に伴う看護師の充足とその資質向上を目的とし、3年・2年課程を併設する全国で初めての短期大学として誕生しました。愛知県内では、初めての3年課程看護婦養成機関でもありました。

1995愛知県立看護大学開学ー 4年制の大学へ

愛知県立短期大学開学当初から大学化を要望し続け、1989年、愛知県下27の看護婦養成機関の長より出された大学設置の請願が県議会で採択され、愛知県立看護短期大学開学から25年余りの時間を経て、4年生の大学として開学しました。開学以来の看護大学は、人間性を尊重した看護教育、人々の暮らしと地域を守る看護職者の育成をモットーに、また科学的思考と科学的問題解決能力の育成を教育目標に、多くの看護人材を養成してきました。

1998移転ー 新キャンパス、新たな挑戦

長久手市に新キャンパスが完成し、学びの環境は大きく進化しました。緑豊かなキャンパスに集う学生たちは、学問・研究・交流を通して、地域と世界をつなぐ力を育んでいます。この移転は、愛知県立大学の新しい時代の幕開けを象徴しました。

2009誕生ー 愛知県立大学の新体制へ

愛知県立看護大学と統合し、現在の愛知県立大学が誕生。人文社会科学から看護・情報・デザイン分野まで、多様な知の融合を目指す総合大学へと発展しました。県民に開かれた大学として、教育・研究・地域連携の輪を広げています。

2026未来へつなぐー 80周年を迎えて

このたび、愛知県立大学は創立80年を迎えます。大学の歴史は卒業生や関係教職員だけではなく、大学に関わる多くの人や物事によって刻まれていきます。「社会とつながる大学」ということの意味です。一人だけでは成立しない人生と似ています。この大学もそうして80年の歳月を数えてきました。この大学を大切に思い、支えてきてくださったすべてのみなさまに、心より感謝申し上げます。

愛知県立大学の始まりは、戦後間もない1947年に創設された愛知県立女子専門学校です。敗戦から立ち上がろうとした苦難の時代に、私たちの大学は女性の高等教育をめざしました。私は卒業生の一人として、その原点には、同じ年に施行された日本国憲法とともに、平和の象徴としての意味も込められていたと理解しています。女性と平和――いまもなお、世界における切実な課題です。

この大学が独自のキャンパスをもつのは、1951年の名古屋市瑞穂区高田町が始まりです。「まじめでおとなしい」この大学の学生像とともに、「隣の中学校より狭い敷地」もしばしば聞えてくる表現でした。いずれも誤りではありません。ただ、高田キャンパスで過ごした者の実感として、「狭い」敷地の中には、「まじめでおとなしい」だけではない老若男女が熱心に学ぶ「多様な学生」の姿があり、世界へ飛び出す学生や教員の「広い視野」がありました。活気に満ちていた高田キャンパスを思い出します。

この大学は、専門学校・短大から四年制の女子大(1957年)から共学化(1966年)と、10年ごとに新たな姿を手に入れて、社会の要請に応えてきました。高田キャンパスでの半世紀近くの特徴が人文系中心の愛知県立大学の〈第1の人生〉だったとすれば、1998年の長久手キャンパスへの全面移転からは〈第2の人生〉が始まります。この年に情報科学部が新設され、文理の学問領域をもつ総合大学へと歩を進みました。2009年からは県立看護大学といっしょになることで、学問領域の裾野はさらに広がりをもちます。大学ホームページ上の「愛県大史WEB」もご覧いただけると幸いです。

そしていま、愛知県立大学は〈第3の人生〉を歩み始めようとしています。2028年度に開設を構想している文系と理系が協働する新たな教育の試みです。複雑な現実世界は文系・理系と、わかりやすく生じてはくれません。高田と長久手、そして守山の3つのキャンパスで蓄えてきた力を結びつけて、愛知から世界にわたって存在する課題に挑んでいく愛知県立大学の80年の節目は〈第3の人生〉の開始と一致します。

こうしてみると、愛知県立大学の80年の歴史は混迷を極めるいまの世界に光を見出すための時間であったとも思えます。大切にし続けるべきもの、大胆に新たなかたちを求めるべきこと、それらを見定めながら、10年後も50年後も、さらには100年後も、多くの人たちに愛され、この地に必要とされる愛知県立大学であり続けられるように、私たちも努力していきたいと思います。

愛知県立大学学長

川畑 博昭

APU 80 Data

在籍学生数(※1)

0,000

在籍教員数(※2)

000

累計卒業者数(※3、4)

00,000

※1 2025年5月1日現在

※2 2025年5月1日現在

※3 1966年~2025年9月末時点の累計卒業者数

※4 愛知県立看護短期大学、愛知県立看護大学の卒業生含む

愛県大史WEB

愛知県立大学の歴史は、戦後から今日までの愛知・日本・世界の動きと密接に関係しつつ、高等教育の理想と課題を不断に追求する過程をたどっています。公立大学の存在意義を体現するべく、地に足着けて広い世界を見据えて進む姿を感じ取っていただけることと思います。

愛県大史MOVIE

激動の現代史とともに歩んできた本学の歴史を、身近に感じていただけるように編集した、約10分間の動画です。叡智の創造と継承が、本学につながる人びとによって、未来にまで続いていくようです。

インタビュー(愛県大史WEB)

歴史の証言、よみがえる記憶、本学に縁のある方々による生の声を集めました。インタビュアー、カメラマン、そして編集者は愛県大生です。視聴くださる皆様、それぞれの愛県大史を語り合ってください。

メディア(愛県大史WEB)

愛知県立大学に関わる新聞記事、記者発表資料の内、興味深いものを集めました。愛知県立大学を取り巻く環境、地域、行政との関わり、時代の移り変わりがよく分かるものばかりです。是非ご覧ください。

コラム(愛県大史WEB)

愛県大史には深い奥行があります。その一端を、コラムとして紹介します。愛県大生もたくさん執筆しています。愛県大史の奥行は、今後ますます発見されていくはずです。

大学は叡智の住みか

愛知県立女子大学校歌
作詞 高木市之助(愛知県立女子短期大学 初代学長)
作曲 水谷昌平 

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