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愛知県の新年度予算案

教育 来年4月の移転目指す県立大学 整備費247億円

【愛知県】平成十年四月の移転開校を目指す県立大学は整備の最終年度を迎え、二百四十七億円余の整備費と開校準備費約二億円を盛り込んだ。移転先は長久手町熊張と瀬戸市南山口町にまたがる約二八・四ヘクタール。文学部棟、講義棟、図書館、学生会館など十五棟を建設、延べ面積は五万一千平方メートルで、全体事業費は約四百十億円。
全面移転に併せて学部・学科の新設を行い、情報科学部(情報システム学科、地域情報科学科)、日本文化学科、ドイツ学科、中国学科、大学院(国際比較文化研究科など)を新たに設け、昼夜開講制も導入する。
また、県立芸術大学(長久手町)についても老朽化していることから、施設整備のための検討調査費二百万円を計上した。

出典

  • 中日新聞
    平成9(1997)年2月11日 朝刊 県大版 18頁

※この記事は中日新聞社の許諾を得て転載しています。