日本文化学部国語国文学科・大川孔明講師が、国立国語研究所第３回宮地裕日本語研究基金「学術奨励賞」を受賞しました。

　

大川講師の著書『古代日本語文体の計量的研究』（武蔵野書院 2023年9月）は、古代日本語 (平安鎌倉期) の作品の文体を、日本語歴史コーパスを活用して多角的・定量的に分析し、当該時代の文体の類型を提示しており、学術奨励賞にふさわしい業績であるとされました。

　

第３回宮地裕日本語研究基金「学術奨励賞」
日本語研究 (琉球語諸方言を含む) 及びこれに関連する分野において、優れた研究を収めた若手研究者に対して授与。審査対象は、過去1年間（令和5年9月1日～令和6年8月31日）に公開された、電子媒体を含む書籍・論文・コーパス・データベース・言語地図・辞典等（採録テクスト・聞書・本文校訂等を含む）研究業績一式、及びその業績に関わる今後の研究計画であり、対象となる研究者は、応募期間開始の時点で35歳未満であるか、修士号取得後11年未満のいずれかである。

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