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情報科学部School of Information Science and Technology

情報科学で新しい未来を拓く力をつけよう

情報科学技術の発展は産業や社会に大きな変革をもたらしています。情報科学部では、人工知能(AI)、IoT(Internet of Things)、ロボット、データサイエンスなどを基盤とした「第4次産業革命」や「超スマート社会」を見据えた教育研究を展開します。本学部では、学科共通の基礎として、1・2年次には情報科学の各種理論やハードウェア、ソフトウェア、ネットワークに関する知識と技能を学びます。これらをもとに、3年次からは4つのコース、「情報システムコース」、「シミュレーション科学コース」、「知能メディアコース」、「ロボティクスコース」に分かれ、それぞれの専門分野を深めていきます。こうした教育研究を支えるスタッフはもちろん、実験、演習、研究のための環境設備も充実しています。高度情報社会で活躍できる実践力を身につけると共に、情報科学で人や社会を幸せな未来につなげられる人材の育成を目指しています。

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学部長あいさつ

近年、情報科学分野で誕生した多くの革新的な技術がメディアを賑わしています。深層学習、大規模言語モデル、量子コンピュータの技術進歩はまさに日進月歩の様相を呈し、SNS、電子商取引、認証サービスやサイバーセキュリティなどの関連技術は社会の基盤を形成するものとなりました。想像の域を遥かに超えるペースで進行する情報科学技術の発展は簡単に予測できるものではありません。しかし、ひとつ言えることは、情報科学が今後さらに社会を変革させる中心的な役割を果たすであろうということです。

幸い、他の学問と同様に、情報科学にも普遍性のある考え方や知識・技術が多くあります。激変する社会を生き抜くためには、それらをしっかりと身につけた人材であることが大切だと考えています。情報科学で “足腰を鍛えぬいた骨太な人材”であれば、予測できない未来における多種多様な課題にも粘り強く、また、柔軟に対応できることでしょう。

このような激動の時代を駆け抜けている情報科学部ですが、1998年の発足以来すでに四半世紀が経ちました。スマートフォンもなかった当時は「情報科学ってなにするの?」と聞かれることも度々ありましたが、今ではその認知度も高まり、高校における必修科目として位置づけられるまでになりました。本学が教育理念として掲げてきた「良質の研究に裏打ちされた良質の教育」を心に刻みつつ、学部教職員一同、この長久手の地で地道な努力を重ねています。これからも年々入学してくる意欲的な学生らと共に、“しびれるような研究”を目指して困難な課題にも果敢に取り組んでまいります。本学への進学を検討している皆様、我々と共に未来を切り拓く力を磨いてみませんか?そして関係者の皆様、厳しくも暖かい目でこれらの取り組みをお見守りください。皆様からの変わらぬご支援・ご協力を切にお願いする次第です。

情報科学部長
吉岡 博貴

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