愛知県立芸術大学との連携シンポジウム「危機の時代の芸術政策:日本、ソ連、アメリカ」」を開催しました
日本文化学部と愛知県立芸術大学 音楽学部が連携して開催するシンポジウム「危機の時代の芸術政策:日本、ソ連、アメリカ」を開催いたしました。
当日は報告者として、国語国文学科 若松伸哉教授から「社会に対して文学はどう向き合ったか―戦時体制のなかでの菊池寛」をテーマに、愛知県立芸術大学音楽学部 安原雅之教授から「ロシア・アヴァンギャルド音楽研究をめぐって:冷戦時代からソ連崩壊までを中心に」をテーマに、またワシントン大学音楽学部 アン・サーシー准教授から「冷戦中のアメリカとソ連の文化外交」と題して冷戦中の米ソ間において外交目的遂行のためにバレエ団の文化交流が行われたことを例に取り、この政策が両国に与えた影響についての報告が、それぞれなされました。
また報告後は、愛知県立芸術大学音楽学部 七條めぐみ准教授を質問者とし、報告者の報告内容をもとにした質問を投げかけ、第二次世界大戦や冷戦という危機的な状況下における芸術政策について、日本、ソ連、アメリカにおける研究事例から回答をいただきました。
対面・オンラインをあわせて240名を超える聴衆の参加があり、参加者からの様々な意見や質問にもお答えいただきました。受講後の感想では、「文化芸術が現実世界とどう関わり、政治に影響されたかわかりやすく話してくれた」「芸術の存在価値について深く考える機会となり、非常に有意義であった」などの声が寄せられました。
なお後日、アン・サーシー准教授を歴史文化学科基幹科目「文化交流史」の講師としてお招きし、研究内容をベースとした履修学生からの質問にお答えいただくとともに、日米の音楽文化や愛知県で食べた名古屋めしなどをトピックに英語で学生と交流する機会も設けられました。
※本シンポジウムは、公益財団法人 大幸財団 (DAIKO FOUNDATION) の助成により実施しました。
▲若松伸哉教授 ▲安原雅之教授
▲アン・サーシー准教授 ▲ディスカッション
▲歴史文化学科基幹科目「文化交流史」の様子▲



