【特別賞受賞!】「学生によるオレンジリボン運動*報告会全国大会」(社会福祉学科村田ゼミ)
※「オレンジリボン運動」とは、2004年9月に栃木県小山市で起きた虐待による死亡事件をきっかけに2005年から始まった「子ども虐待のない社会の実現」を目指す市民運動です。オレンジリボンは、そのシンボルマークで、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表しています。 |
村田ゼミ(教育福祉学部社会福祉学科)では、2018年度より「学生によるオレンジリボン運動」に取り組んでいます。今回、認定特定非営利活動法人「児童虐待防止全国ネットワーク」主催による『子ども虐待防止「学生によるオレンジリボン運動」全国大会』において、特別賞(こども家庭庁虐待防止対策推進課・課長賞)を受賞しました(2025年2月22日、於:TKP浜松町南口ビジネスセンター)。
この大会は、「児童虐待防止全国ネットワーク」が、子育て準備世代である若者に対する子ども虐待防止に係る啓発の一環として2015年から開催しているもので、2024年に活動を行った全国の大学・専門学校など65校のなかから、第1次審査を通過した4校によって、その活動内容の報告が行われたものです。なお、今回の受賞は、2018年度に続いて2回目の受賞になります。
報告では、冒頭に活動の基本理念とこれまでの活動内容に経緯および今年度のコンセプトを説明したのち、学習会や認識度調査、学内および図書館展示、オリジナルグッズの作成、学内放送など今年度の取り組みを紹介しました。
今後も、「続けること」、「続けられること」を基本理念として活動を継続し、学部の学生だけでなく、学内全体に働きかけを広げ、本学における子ども虐待防止活動への関心と参加への雰囲気づくりにつなげていきたいと思っています。
注)これまでの活動の経緯については、本学教育福祉学部社会福祉学科紀要「社会福祉研究(第26巻)」に掲載されています(村田一昭「[実践報告]子ども虐待防止『学生によるオレンジリボン運動』の実践‐ゼミにおける6年間の取り組みを振り返る‐」)。