愛知県立大学

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県大シーズ

「理科における探究的な学びの研究」

大貫 守 准教授
(オオヌキ マモル)
教育福祉学部 教育発達学科

研究シーズ

  • 教科や総合的な学習(探究)の時間等における授業やカリキュラムづくりに関する研究
  • 探究的な学習の評価方法に関する研究
  • アメリカの科学教育における授業やカリキュラムづくりに関する研究
  • カリキュラムの編成原理に関する研究


共同授業研究の様子

研究内容・課題

子どもの考えを生かした授業やカリキュラムの在り方を研究しています。子どもは時に大人から見れば誤ったルールの下で物事を解釈し、納得したり、行動したりします。教師としてどんな風にこの子の教室での生活や学びを支援していけるでしょうか。 間違いや問題行動の背景には子どもなりのルールがあります。私たちはそれを理解せずに、困っている子を問題のある子と捉えてしまいがちです。学校教育において、そのような子どもたちに寄り添い、彼女・彼らの生活や学びを編み直す方策について研究しています。


授業で教育実践を体験している様子

研究キーワード

教育方法・教育課程・教育評価

研究者になるきっかけは?

大学生2年生の時に、教育方法に関する1年生向けのゼミ(「教育方法研究入門」)を受けたことが、この研究領域を選んだきっかけでした。実際に1時間の授業やカリキュラムをどのように作ることができるのか、きちんと理論と実践を学びたいと思い、大学で勉強するうちに自然と研究の世界に入っていました。また、学校現場の先生方と共同で授業づくりに関する研究をさせていただいたことも研究者を志す1つの転機となりました。

研究内容を大学での教育や、地域・社会にどのように還元していますか?

学校現場の先生方と一緒に共同研究の一環で授業づくりに携わらせていただくことで、研究成果を子どもたちの教育へと還元しています。また教室にお邪魔して、授業を見学させていただき、その気づきを共有させていただくことで、研究の知見を現場の先生方に届けています。また大学の授業では、授業づくりの発想やカリキュラム編成について、文献や実際の事例から学んだことを授業を通して提供する中で、実際に自分の授業づくりの枠組みを学生が形成することができるように尽力しています。

学生や高校生にひとこと!

普段の見慣れた風景に「なぜ」をもつことで、学問の入口に立つことができます。

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