看護学科Department of Nursing & Health
将来について
例年、ほぼ9割が医療機関に就職し、1割が進学や一般企業に就職しています
看護学部では、充実した看護師国家試験対策と就職支援で、高い合格率と就職・進学率を実現しています。
進学においては、本学学部生を対象に本学大学院看護学研究科博士前期課程への学力試験免除制度もあります。
主な就職先(過去3年間)
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卒業生からのメッセージ
私は現在、がん専門病院の手術室で働いています。手術室では幅広い診療科に関する一般的な知識に加え、ロボット支援下手術や腹腔鏡下手術といった高度な術式の理解も求められます。看護専門職として大変な部分もありますが、日々チームワークの重要性を実感しながら、「安全な手術看護とは何か」を常に考え、仕事に励んでいます。 愛知県立大学では、講義や学内演習に加え、さまざまな施設での実習を通して、先生方の丁寧なご指導のもと、的確に知識や看護技術を習得することができたと感じています。実習中、自分の知識不足に悩むこともありましたが、実習メンバーや先生方の支えが大きな力になり、患者さんに親身に関わることができました。また、切磋琢磨できる友人たちとの出会いもあり、4年間を通してとても充実した学生生活を送ることができました。 愛知県立大学は、親身な支援のもとで学びを深められる環境が整っています。みなさんが理想とする看護師像に向かって課題に取り組み、着実に成長してほしいです。時には思い通りにいかないこともあるかもしれませんが、仲間と力を合わせて乗り越え、素敵な学生生活を送ってください。
現在、主に手術直後で全身の状態が変化しやすい時期にある患者を対象にした集中治療室で働いています。必要とされる知識や技術は多岐にわたり、また入室される対象は日々変化するため、多職種との連携も必要です。
大学生活の中では、4年間の実習を全て終えた後に自分の看護職としてのキャリアを見据え、希望する看護分野での専門性を深めることのできた演習が印象に残っています。私はクリティカルケア看護の演習を選択しましたが、知識だけでなく、実践を通した演習と実技試験もあり、正直毎日大変でした。しかし今、実際に集中治療室で働きながら当時の演習資料を見直すこともあり、有意義な演習であったことを実感しています。またグループメンバーと技術を練習し、声を掛け合い助け合うことの大切さも学びました。
看護学生は授業や実習などで忙しい日々が続くこともありますが、愛知県立大学は実践の場に出た時に必要とされる力を培うため、多くの経験ができる大学です。ぜひ皆さんに目指して欲しいです。