情報科学研究科のカリキュラムポリシー
博士前期課程
教育課程の編成方針
（１）情報科学に関する学術研究の推進・発展に寄与し、地域社会が必要とする情報科学に関する高度な専門知識と問題解決能力を身につけた高度専門職業人を養成する。
（２）本学の情報科学部における「情報システムコース」、「メディア・ロボティクスコース」、「シミュレーション科学コース」の3コースを基礎とした「情報システム専攻」、「メディア情報専攻」、「システム科学専攻」の3つの専攻から構成され、より専門性の高い教育を行う。
（３）主体性を持って多様な人々と協働して学ぶことのできる高度情報システム技術者を育成する。
教育課程の構成
学部における情報科学に関する基礎科目（情報科目、数理科目）、基幹科目、展開科目、関連科目および卒業研究を基礎に、より専門的な知識と技能を修得することを目的としている。各専攻の教育課程は、専門科目、関連科目、演習科目、特別研究から構成されている。
（１）専門科目は、共通科目と専攻科目からなり、共通科目では情報科学の基礎となる講義および共同研究プロジェクトが、専攻科目では専攻の専門性を高めるための講義が開講されている。
（２）関連科目では、実用的かつ最先端の産業技術を学ぶための講義が開講されている。
（３）演習科目は、研究室単位で文献の輪講等を行うもので、博士前期課程における研究を支える科目である。
（４）特別研究では、研究テーマを設定し、テーマに関する文献の調査や手法に関する演習を行うことにより計画的に研究を進める方法を学ぶ。
博士後期課程
教育課程の編成方針
（１）地域社会の情報技術、医療、環境等に関わる諸問題の解決に貢献できる先端的高度情報システム技術者を育成する。
（２）前期課程における「情報システム専攻」、「メディア情報専攻」、「システム科学専攻」を基礎とした「情報システム分野」、「メディア情報分野」、「システム科学分野」の3つの分野から構成され、これらの分野を単位とした教育課程を編成する。
教育課程の構成
（１）専門科目では、先端的かつ専門的知識・技術について学ぶ。
（２）関連科目では、研究成果として生み出された先端的かつ高度な情報技術を特許化し、それらを事業として具体化する上での方的知識と実践的手段などについて学ぶ。
（３）共通科目では、実践的研究を推進するために産学公連携に基づく共同研究プロジェクトに参加し、指導教員と共同研究者から研究指導を受ける。
（４）後期特別研究では、研究テーマを設定し、テーマに関する文献の調査や手法に関する演習を行うことにより計画的に研究を進める方法を学ぶ。
