愛知県立大学

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看護学研究科のカリキュラム・ポリシー

博士前期課程

教育課程の編成方針

(ア) 博士前期課程では、看護実践の質向上に貢献する看護学基礎研究・応用研究の基盤を修得した看護学研究者及び看護学教育者を育成するとともに、高度な専門知識を学修して保健医療の場で活躍する専門看護師、認定看護管理者及び保健師、助産師の育成を目指して、体系的なカリキュラムを編成しています。
(イ) 専攻する研究分野の高度な専門性を深めるとともに、他の研究分野の学修を通して学際的な視野を広げることができるよう教育課程を編成しています。
(ウ) 主体性を持って多様な人と協働して学び、専門性を高めることを重視し、調査・プレゼンテーション・討議・シミュレーション教育などを教育方法として取り入れた、少人数・参加型授業を重視して教育課程を展開しています。
(エ) 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる資質・能力の修得状況を、講義・演習・実習・研究・最終試験等において把握し、専門的な知識・技術と高い倫理観・研究能力を総合的に評価します。

教育課程の構成

(ア) 博士前期課程のカリキュラムは、共通科目(8単位以上)、専門科目(24単位以上)から編成される。専門科目は、専攻する研究分野から18単位以上、他の研究分野から6単位以上を受講し、専攻する専門分野だけでなく、他分野を含めた幅広い知識を修得できる構成にしています。
(イ) 「看護基礎科学」「総合看護学」「臨床看護学」「広域看護学」「ウィメンズヘルス・助産学」の各専門分野に1~3の研究分野を配置し、研究コースに加えて、専門看護師コース(がん看護・家族看護・老人看護・精神看護)、認定看護管理者コース及び高度実践コース(保健師、助産師)に置いています。
(ウ) 共通科目では、研究を遂行するために基礎となる知識を修得し、高度な看護を実践するための基盤となる理論と高い倫理観を培う科目、グローバルな思考を培い国際的な研究と実践に応用できる能力を養う科目を、学生の専門性に基づいて選択して学修できるように配置しています。
(エ) 研究コースでは、「演習・実習・実験」の科目により、国内外の先行研究を検討し科学的思考を培い、各研究分野における研究の方法論を演習又は実験をとおして深めるとともに、研究フィールドにおいて実習します。さらに、「特別研究」では専門分野における健康課題を見出し、修士論文の研究指導を受けて、看護実践の質向上に貢献する看護学基礎研究・応用研究の基盤を修得することを目指します。
(オ) 専門看護師コース、認定看護管理者コース及び高度実践コースでは、理論・演習・実習科目を通して、専門領域の専門看護師としてアセスメント能力、マネジメント能力、コミュニケーション能力を培い、ケアの質改善につながる高度な実践能力の深化を目指します。さらに、「総合研究」では、特定課題の研究成果として課題研究の研究指導を受けて、看護実践の質向上に貢献する応用研究の基盤を修得することを目指します。

博士後期課程

教育課程の編成方針

博士後期課程では、看護実践の質向上に貢献する優れた看護学基礎研究・応用研究を発信できる看護学研究者及び看護学教育者を育成するとともに、保健・医療の場において研究成果を活用できる高度な専門知識と実践能力、企画管理能力を備えた人材の育成を目指したカリキュラムを編成しています。

主体性を持って高度な専門性を高めることを重視し、調査・プレゼンテーション・討議などを教育方法として取り入れた、少人数・参加型授業を重視して教育課程を展開しています。学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる資質・能力の修得状況を、講義・演習・実習・研究・最終試験等において把握し、高度で学際的な専門的知識・技術と研究能力、企画管理能力を総合的に評価します。

教育課程の構成

(ア) 博士後期課程のカリキュラムは、共通科目(2単位以上)、専門科目(主科目2単位、副科目2単位以上)、演習科目(2単位)、特別研究(6単位)から構成されています。
(イ)共通科目では、基盤となる理論である「システム理論」、「行動理論」を理解するとともに、分子生物学・病態学・臨床医学・疫学から構成される「看護ケア基礎科学」を専門科目と共同し支援する科目として学修することにより、関連学問領域の知識・理論、研究方法論を修得できるよう科目を編成しています。
(ウ) 専門科目として、「臨床ケアシステム特論」、「家族ケアシステム特論」、「周産期ケアシステム特論」、「高齢者ケアシステム特論」、「コミュニティケアシステム特論」、「看護技術教育学特論」、及び「看護管理学特論」の7領域の特論を配置し、主科目及び副科目の2つの特論を学修し広い視点を獲得しつつ、当該領域の看護学基礎研究及び応用研究の研究成果を修得します。
(エ) 専門科目の選択に応じて学修できるよう特論に対応して7領域の演習を配置し、看護実践の質向上に資する視点を獲得するとともに、高い倫理観と実践力をもち、保健・医療・福祉の分野で教育・研究能力が発揮できる高度専門職者・管理者、教育及び研究機関における質の高い教育・研究活動を担う教育者・研究者に必要な研究を深化させて自立的に発展させ得る能力を獲得します。
(オ) 主指導教員と副指導教員による複数教員指導体制のもとで、看護学の専門性を追求し、看護実践の質向上に貢献する優れた研究を遂行する。その成果を博士論文にまとめ公表します。

愛知県立大学の教育目標と3つのポリシー

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