愛知県立大学

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看護学科Department of Nursing & Health

4年間の学びの流れ - 3年次

看護技術を基礎から応用へと関連付けて学習できるよう応用看護技術論などを学ぶとともに、在留外国人の理解や災害看護、看護管理などに学習が拡がります。後期からは臨地実習が始まります。

〈主なカリキュラム〉

◆専門基礎・関連科目

[健康援助の学] 臨床心理学、疫学、保険医療情報学、保健医療情報処理、在留外国人の文化的ケアなど

◆専門科目

[看護管理学] 看護管理学概論、患者安全学

[母性看護学] 周産期看護方法論

[小児看護学] 小児看護方法論、小児看護学実習

[成人看護学] 成人急性期看護方法論、リハビリテーション看護方法論、成人急性期看護学実習、成人慢性期看護学実習

[地域・在宅看護学] 在宅看護方法論、国際看護学

[老年看護学] 老年看護方法論、老年生活援助実習

[精神看護学] 精神看護援助論、精神看護学実習

[看護の統合と実践] フィジカルアセスメント、応用看護技術論:母性・小児、老年・在宅、災害看護学、災害看護学演習など

[卒業研究] 看護研究概論

在学生からのメッセージ

W. Y. さん

学校法人愛知学院愛知高等学校出身 2021年度入学

3年生では、新たな分野や各領域の基礎知識とその応用を学ぶとともに、実習を通して看護実践力を鍛えていきます。前期は、各領域の授業で、紙上患者を用いて看護をシミユレーションで学びます。看護技術演習では、先生方が親身に教えてくださるので、技術をしっかりと身につけることができます。後期は領域別実習が始まり、各領域での看護実践を学びます。また、災害看護学演習もあり、災害発生時の看護師の役割などについて学びます。実習は大変なこともありますが、仲間や先生方に支えられて学ぶことができ、充実しています。3年生では、これまでの学びを活かして看護の実践ができるようになり、看護の楽しさに気づくことができました。

時間割例

 
1限目 保健
医療
情報学
    疫学   看護管理学概論
2限目   老年看護方法論 ポルトガル語Ⅰ   小児看護方法論
3限目 在宅看護方法論 周産期看護方法論     リハビリ
テーション
看護方法論
4限目 母性と助産 応用
看護
技術論
:小児
成人急性期
看護方法論
  人間関係論
フィジカル
アセスメント
5限目 精神看護援助論    

年間スケジュール

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
講義   実習  

授業内容の概要

周産期看護方法論

産褥期・新生児期に焦点をあてて、褥婦・新生児の身体的・心理社会的特徴と正常な経過をたどるための看護、および健康を逸脱した場合の看護について講義します。そして、褥婦・新生児の看護について、事例を用いた看護過程の展開を演習をとおして学習し、対象の特徴および看護の理解を深めます。

保健医療情報学(前期)、保健医療情報処理(後期)

看護実践に情報を充分に活かしていくことが、今日の看護に求められています。本教科では、その基礎として看護が扱う情報の特徴についての基礎を理解し、そのシステム化に向けた基本的事項の理解をめざすとともに、患者情報のプライバシーについての基本を学び、情報の活用とプライバシーの保護の両立を目指すための基礎的能力の獲得をめざします。併せて、自分自身が主体的に情報収集するために必要な調査研究の方法論および結果の解析法についての基本を習得してもらいます。

小児看護方法論

様々な健康状態にあるすべての小児に対して,それぞれ最も良い健康状態を保ち,最も良い成長・発達を成し遂げるように援助するための基礎的知識の修得をめざして、疾患等により健康状態や成長・発達に何らかの問題を有する小児とその家族に対する看護方法について具体的に学習します。

授業では、発達段階や疾病経過に応じた小児とその家族への看護について学ぶとともに、健康障害をもつ小児の事例を用いて看護過程の展開について学習します。

在宅看護方法論

地域で生活しながら療養生活を送る人々とその家族に対する日常生活と医療処置の援助に必要な知識と技術について学びます。

この科目は、在宅看護の方法について講義を行い、主として在宅看護で求められる療養支援の方法、在宅医療の管理方法およびその看護について、安全・安楽に配慮した基礎的な事柄から実践時の応用、在宅における看護過程の展開を学修します。

患者安全学

2019年WHO総会では医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するために「世界患者安全の日(World Patient Safety Day)」を制定しました。患者さんがご自身にとってより適切な医療やケアを安全に受けることは極めて重要であり、看護師には医療従事者としてこれらのことを守り続けていく役割と責任があります。このことは同時に、看護師をはじめとする医療従事者が安全に関する専門的な知識を修得し、安全な環境で働くことの重要性を示しています。

本科目は看護学部の必修科目として、安全な医療を提供するための前提となる基本的知識と技術、態度を学び、医療やケアを必要とする人の安全を守るために、自ら律し、チームの一員として考え行動するとともに、自分の安全を守るための基本的な知識と技術、態度を学ぶことを目的としています。

看護学部

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