フランス語圏専攻Division of French Studies
4年間の学びの流れ - 3年次
ネイティブによる「フランス語 III(会話)・(作文)」「上級フランス語(時事)(翻訳・通訳)」と「上級講読」で、専門的な語学力を伸ばす。他方、専門分野でコース別となる「研究演習」では、ゼミ形式で特定のテーマを研究する。
〈主なカリキュラム〉
フランス語 III(会話/作文)、教科教育法(フランス語)、上級講読(フランス語圏歴史・社会/政治・経済/文学・文化、フランス語学)(3・4年次設置)、上級フランス語(時事/翻訳・通訳)(3・4年次設置)、研究演習(フランス語学、フランス語圏文学・文化/歴史・社会/政治・経済)(3・4年次設置)、ヨーロッパ共通研究演習(3・4年次設置)、ヨーロッパ共通各論(3・4年次設置)
在学生からのメッセージ
M. K. さん
2017年度入学
3年生になると、履修する授業やコースにもよりますが、私の場合、1、2年生の時に学んだ文法の基礎を生かしてフランス語の書物を読む授業が多くなりました。日本語を介さずフランス語圏の歴史や文化などを直接学ぶことができるので面白いです。
私は一人暮らしをしているのですが、2年と少しの間生活してきて感じることは、自立のために役立っている、ということです。家で何か問題が発生したら親任せではなく、自分で解決しなければならないので、自立する練習になっていると感じています。
私は9月から一年間交換留学でトゥールーズ大学に行きます。交換留学とは、協定大学と県大が相互に留学生を受け入れるという留学の形で、その間授業料が免除されます。低費用で行けて、大学がサポートしてくれる留学制度なので人気があります。しかし、この留学制度には定員が決まっており、成績や面接の審査で選抜されます。私は、交換留学をするために、1年生の頃から、専門科目だけでなく、履修した全ての授業の勉強を頑張りました。
今は留学のための準備期間で、様々な手続きを進めています。また、サークル活動やバイトもしているので今とても忙しい時期なのですが、大学生活は充実しています。
大学生活は、学校以外の時間が長く、自分の時間の使い方次第で様々な可能性に溢れています。ぜひ県大で充実した生活を送りましょう。
時間割例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限目 | |||||
2限目 | 上級フランス語(翻訳・通訳) | 上級講読(フランス語学) | フランス語 III(作文) | フランス語 III(会話) | |
3限目 | 研究演習(フランス語圏文学・文化) | 研究各論(フランス語圏特殊講義) | Introducing Japan | 心理学入門 | |
4限目 | 研究各論(フランス語圏文学・文化) | 諸地域言語(アジア諸語)ベトナム語 | 上級フランス語(時事) | ||
5限目 | 共通各論(グローバル:日本紹介) |
年間スケジュール
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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通常授業 | 夏休み | 集中講義 | 通常授業 | 春休み |
授業内容の概要
フランス語 III
「フランス語 III(作文)」「フランス語III(会話)」として週2回の授業があり、どちらもネイティブ教員が担当してフランス語運用能力に更に磨きをかけます。(作文)では、様々なタイプの文章を理解し表現する技術を学び、(会話)では、音声映像教材を活用して、日常生活で遭遇する様々なシチュエーションに対応出来る口頭表現の充実を目指します。
上級フランス語
「上級フランス語(時事)」「上級フランス語(翻訳・通訳)」の2種類が開設されます。(時事)はネイティブ教員が担当し、ジャーナリズムによる実際の記事等を出発点に、現代社会を語る上で必要な実践的なフランス語表現について学びます。(翻訳・通訳)は、実務経験のある日本人とネイティブ教員がそれぞれ前期・後期を担当し、日仏の翻訳・通訳のテクニックについて学びます。
上級講読
3年次から選択する「言語・文化コース」「社会コース」ごとに、前者のために「上級講読(フランス語学)」「上級講読(フランス語圏文学・文化)」、後者のために「上級講読(フランス語圏歴史・社会)」「上級講読(フランス語圏政治・経済)」の4種類が開設されます。それぞれの分野に関する専門的な内容の文献に取り組むことで、フランス語の読解力を一層高めると共に、卒業論文に向けて専門的な資料を理解する能力を養います。