愛知県立大学

English

文字サイズ

English

訪問者別

MENU

閉じる

スペイン語・ポルトガル語圏専攻Division of Iberian and Latin American Studies

4年間の学びの流れ - 2年次

理解を深める

コース別にスペイン語またはポルトガル語の力をさらに高め、またスペイン語圏やポルトガル語圏に関する理解を深めていきます。

〈主なカリキュラム〉※2023年度入学生からは新カリキュラムとなります。

専攻言語科目:
スペイン語文法、スペイン語講読、スペイン語会話・作文Ⅱ、スペイン語実践Ⅱ
ポルトガル語会話・作文Ⅱ、ポルトガル語文法Ⅱ、ポルトガル語読解(コミュニティ)

専門基礎科目:
基礎演習Ⅱ(社会/文化)、スペイン語圏研究概論(言語/ 文学)

専門発展科目(選択):
研究各論の各科目から選択:「イベリア半島の歴史と現在」「ラテンアメリカの歴史と現在」「ポルトガル語圏の歴史と現在」「イベロアメリカ文化」「スペイン・地中海地域論」等

在学生からのメッセージ

M. H. さん

土佐高等学校・2020年度入学

2年生になると、講読やプレゼンテーションの授業が始まるため、準備や予習、復習の量が増えますが、しっかり取り組めば確実に力がつくと思います。さらに、選択必修授業の「研究各論」には様々な分野があり、3年次のゼミ選択に向けて自分の興味のある分野を絞ることができます。そして、2年生から履修できる「エクスプレス・カタルーニャ語」の授業では、日本ではあまり知られていない「カタルーニャ語」を学ぶという貴重な経験ができるうえに、「スペイン」の言語的多様性や社会の現状をよりリアルに知ることができます。専攻言語のみで満足せず、他の言語にもチャレンジし、自分から積極的に視野を広げに行くことは良いことだと思うので、とてもオススメの授業です。また、周囲の雰囲気としては、先生や同級生はマイペースな人が多いです。しかし、困ったときには助けてくれるし、勉強や生活等のことで相談相手になってくれる人もたくさんいます。県外から来て一人暮らしをしている私にとってはとてもありがたい存在ですし、充実した大学生活を送るにはとても良い環境だと思います。

時間割例(専攻言語科目はコース別に、スペイン語またはポルトガル語を学びます)

 
1限目 スペイン語講読   スペイン語実践Ⅱ/ ポルトガル語読解 英語 IIB
ラテンアメリカ政治・経済
2限目 英語 IIA
ラテンアメリカの歴史と現在 基礎演習Ⅱ(社会) スペイン語文法
スペイン語会話・作文Ⅱ/ ポルトガル語会話・作文Ⅱ
3限目   スペイン語会話・作文Ⅱ/ ポルトガル語会話作文Ⅱ     民族と国家
4限目 グローバル社会の諸問題 スペイン語圏
研究概論
(言語)
  ポルトガル語圏の歴史と現在 Japan's Interactions with Other Cultures
5限目 イベリア半島の歴史と現在 外国語セミナー   スペイン史
 

授業内容の概要

スペイン語文法・ポルトガル語文法Ⅱ:複雑な表現を正確にできるようになるには必須

1年生では比較的短い文章を理解したり、話したりすることができるようになりますが、2年生では長文を読んだり、やや複雑な文章表現でも正確にできるようにします。そのために文法の知識は必須です。文法を完璧にマスターすることで、スペイン語やポルトガル語でレポートを書いたり、新聞を正確に読んだり、文学作品にもチャレンジすることが可能となります。留学しても自立的に勉強できるはずです。

イベロアメリカ文化:文化の豊かさ、多様性を学ぶ

イベリア半島(スペイン・ポルトガル)と中南米のスペイン語・ポルトガル語圏諸国を合せた20か国を「イベロアメリカ」と呼びます。それらの国々は歴史的、文化的に多くの共通点がありますが、個別に見ればその特徴は様々です。音楽、祭り、踊り、食文化、イベントや儀式、衣装、行動様式や価値観など、その成立のバックグランドも含めて学んでいくことは、真の異文化理解へとつながることでしょう。

エクスプレス・カタルーニャ語:スペインはスペイン語だけではない

スペインのバルセロナを中心とするカタルーニャ地方で話されているのがカタルーニャ語。スペイン語とは若干異なりますが、まさに「エクスプレス(特急)」のスピードで学んでしまおう、というのがこの科目です。スペイン語という国が、実は多様性にあふれる国であることを知ることにもなるでしょう。

外国語学部

pagetop